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『宝島龍太郎夫妻, 宝岛龙太郎 55, 宝岛幸子 56 《那須焼損2遺体》《那須町男女遺体遺棄事件》 2024.5.7』

「長女の内縁夫」逮捕で、宝島さん夫妻殺害に新たな疑惑。登場人物は出揃ったのか?「7人目の逮捕者」が噂されるワケ

まさか、身内であるはずの「娘の内縁の夫」が逮捕されるなんて――サスペンスドラマも顔負けの急転直下なストーリーが世間の関心を集めている。

東京都内で飲食店を十数店経営していた実業家の宝島龍太郎さん(55)と妻の幸子さん(56)が先月16日、栃木県那須町の河川敷で焼損した遺体で見つかった事件。遺体発見直後は夫妻が、ビジネス上の金銭トラブルなどに起因する犯罪に巻き込まれた可能性が指摘されていた。

だが、3週間あまりが経過した6~7日にかけて、宝島夫妻の長女の内縁の夫である関根誠端容疑者(32)と、不動産会社役員の前田亮容疑者(36)が、死体損壊容疑で逮捕される事態に。

逮捕者はこれで計6人。警察は関根容疑者が事件を主導したと見ているが、本当に“登場人物”はすべて出揃ったのか?それともさらなる“黒幕”が息を潜めているのか?そもそも誰が、どういう動機で夫妻を殺害したのか?ネットでは多くの推理が飛び交っているのが現状だ。

急転直下の那須2遺体事件、“登場人物”はすべて出揃ったのか?
あまりに登場人物が多い本事件の流れはこうだ。

宝島夫妻の遺体が発見されたのは先月16日午前。那須塩原署に「マネキンのようなものが燃えている」との通報があり、駆けつけた署員が全身が焼けた2人の遺体を確認した。

遺体は手足が結束バンドで縛られ、顔には粘着テープも。その後、妻・幸子さんの遺体は損傷が特に激しく、頭蓋骨を骨折していたことが分かっている。

それから4日後の21日、最初に逮捕されたのが建設業の平山綾拳容疑者(25)だ。平山容疑者は遺体発見の翌日17日、自ら品川区内の交番に出頭。自分は“上からの指示”を受けて“仲介役”として知人2名に遺体の処分を依頼したと供述。その後の捜査で警察は、平山容疑者の関係先から報酬と思しき現金約1000万円を押収している。

その平山容疑者に“上から指示”をしたとされるのが、先月29日に逮捕された職業不詳の佐々木光容疑者(28)。佐々木容疑者もまた「宝島夫妻のことは知らない」「(さらに上位の依頼者に)邪魔な連中を処理してほしいと頼まれた」などと供述していた。

また今月1日には、平山容疑者からの“依頼”を受けた知人2名こと、元俳優の若山耀人容疑者(20)と韓国籍の姜光紀容疑者(20)が逮捕されていた。宝島夫妻の遺体を那須町の河川敷に運び火を付けた“実行役”とされるが、若山容疑者のNHK大河ドラマ出演歴も含めてセンセーショナルに報道された。

この時点で逮捕者は4人。彼らは「飲み友達だったというが、互いのフルネームすら知らない程度の希薄な関係だった」(文春オンライン)と報じられる中、真の犯行動機やさらなる“黒幕”の存在に注目が集まっていた。

内縁夫・関根容疑者の犯行動機は?
今回新たに逮捕された、宝島夫妻の長女の内縁の夫、関根誠端容疑者(32)は、佐々木容疑者が言うところの「さらに上位の依頼者」にあたると見られている。

すると宝島夫妻は、商売上のライバルからの逆恨みや、金銭関係のトラブルに巻き込まれたのではなく、いわば“身内に後ろから刺された”という形になる。もしそうだとして、犯行動機は何なのか?

「宝島龍太郎さんは、サンエイ商事の代表を務めるやり手の実業家でした。会社概要によると2009年に設立された株式会社で、飲食店十数店を経営するほか、不動産売買や賃貸・仲介、労働者の派遣事業、食品や衣料雑貨の輸入業など、手広くビジネスを展開していたようですね。

一方の関根容疑者はもともと、宝島夫妻の経営する飲食店でアルバイトをしていて、その後、長女と内縁関係になったと報道されています。今のところ、なぜ籍を入れず事実婚の状態だったのかなど不明点が多いのですが、関根容疑者は会社の経営権や夫妻の資産を狙って犯行に及んだのではないか、という見方がネットでは有力視されています」(男性ネットメディア編集デスク)

SNS上では、仮に夫妻の資産目当てだったとして「遺産相続まで、もうしばらく待てなかったのか」といった疑問の声も聞かれるが――

「それで言うと、夫の龍太郎さんは55歳、妻の幸子さんは56歳で、まだまだ隠居するには若すぎる年齢ですね。ただ、そもそも“娘婿”にあたる関根容疑者には、宝島夫妻の資産を相続する資格がありませんでした。内縁関係だから相続できない、というわけではなく、そもそも娘の婿や息子の嫁は法定相続人にあたらないという点が重要だと思います」(前同)

「資産狙い」に見える一方で、「計画性」には疑問も
サングラスをかけ、首には金のネックレス、全身入れ墨というイカつい風貌の関根容疑者だが、実のところ遺言書で明示的に指定されないかぎり、遺産を相続できない弱い立場にあったようだ。

では、そんな関根容疑者と宝島夫妻との関係性はどうだったのか?

「集英社オンラインの記事などによると、宝島さんのご家庭はいわゆる“カカア天下”で、夫の龍太郎さんではなく妻の幸子さんがもろもろの主導権を握っていたようです。関根容疑者にビジネス上の指示を厳しく飛ばしていたのも幸子さんで、用心棒まがいのことや、数店舗の運営を任せていたとも。ただ、宝島夫妻は関根容疑者の能力を高く評価していたわけではなく、娘婿だから仕方なく……という感じだったと報じられています。

一方、NHKの報道によれば、関根容疑者も『自分がいくら頑張っても2人がトラブルを起こすとどうしようもない。2人には早く引退してもらいたい』と愚痴っていたとのことで、宝島夫妻を決して快くは思っていなかったことが見て取れます。

そのため、会社の経営権や遺産を狙った計画的な犯行、という見方は確かに一定の説得力があるのですが……ただ、どうもそれだけでは腑に落ちない、気になる点もあります」(前同)

何か不審な点でもあるというのか?

「今回の事件、関根容疑者の、幸子さんに対する私怨がかなり混じっているのではないか、という印象が強いんです。河川敷で発見された遺体は、なぜか幸子さんのほうが損傷が激しく、頭蓋骨を骨折していましたよね。一般的には、逆になりやすいはずではないでしょうか?

生前の幸子さんは関根容疑者にさまざまな指示をしていたと報じられていますし、そこで、何か強い恨みが生じたのではないかと……。

『計画的な犯行』というには関与する人数が多すぎますし、案の定、遺体も燃えている最中にあっさり発見されています。もし“完全犯罪”を目指すなら、関わる人間は最小限にし、また極力、発見が遅れるような手法をとるはずですからね。むしろ衝動的な凶行という印象が強くなっています」(前同)

長女は「被害者」なのか、それとも……
現在の逮捕者は6人。だがいずれも容疑は「遺体損壊」の疑いであり、誰が宝島夫妻の命を奪ったのかは、いぜん判然としない。

そんな中、ネットの一部では、宝島夫妻の長女の“関与”を疑う声も上がっているという。

「両親を一度に失った娘さんを疑うのは心苦しいですし、人としていかがなものか、という批判を受けるかもしれませんが……。事件のごく初期に、テレビ番組の親族インタビューで『仕事をやっている上で、トラブルはあると思います』と答えていた人物が、もしかすると娘さんご本人なのでは、と噂されているのは事実です。

これは当時は、『ビジネス上の逆恨み説』を補強する証言として捉えられていました。でも今になって冷静に振り返ると、ふつう身内が亡くなった事件で、そんな発言はしないだろうということで、『不自然だ』『あやしい』と感じるネット民が少なくないようですね」(前同)

娘さんの関与はともかく、本事件にはさらなる“黒幕”が存在するのだろうか?事件の全容解明に向けて、捜査のさらなる進展を見守るしかないようだ。

X(旧Twitter)の反応

一般人とヤクザの境の半グレが更にグレー化した人達の出来事であり、一般人目線で語れない。

“全身刺青”の宝島さん娘の内縁の夫が逮捕「何見てんだよ」とポルシェのオープンカーでライバル店に横づけ「彼はチンピラでした」「ほとんど亡くなった奥さんの命令で動いてた」https://t.co/OClu28aCJu
— Juygvf (@Juygvf142181) May 7, 2024

宝島さん事件…インタビュー受けてた親族が怪しい思てて、店の再開も早すぎや思てたけど、娘の内縁の夫って…娘が関わっていたなら残酷すぎる?宝島夫妻は依頼者知らなかったらいいなぁ…#世も末 #ここまでひどないわ #最悪な娘 #かわいそう
— KitaAki (@KitaAki930) May 6, 2024

あの那須で死体が見つかった殺人事件さ、そんなに時間割くほどのニュースかって思う一方で、人数関わりすぎじゃね?二人◯して捨てるのに、大の男六人もいらないし、情報を知っている人が増えて、一人当たりの取り分も減って口を割りやすくなってる。杜撰だよな。
— すと世界 (@sutosekai) May 7, 2024

那須の事件、予想以上に展開が早い。あれだけ杜撰だと、そんなものなのだろうか?
— kouju64 (@kouju64) May 7, 2024

那須の事件は「登場人物すべてがクソ」というおもしろ全開に振り切ってて面白いな
ずいぶん先になると思うけど、公判行ってみようと思う
— いて座の牡牛 (@Itezanooushi) May 7, 2024

那須のご夫婦殺人の件「遺体処理、その他とても手際が悪い。コレは素人の仕事だろうと」と言う言葉に
「プロって沢山いて、完全犯罪も多いんだろうな」と。
完全に溶かすとか諸々聞いた事あるし。。
— チコ (@psychictvx999) May 7, 2024

「後を継がせる」から一転“首謀者”か…娘の内縁の夫逮捕“殺人容疑”も視野か
5/7 (火)

栃木県那須町で夫婦の遺体が焼かれた状態で見つかった事件をめぐり、新たに2人の男が逮捕されました。

■一緒に仕事「パパ、ママと呼ぶ間柄」

遺体を損壊した疑いで逮捕されたのは、宝島さんの娘の内縁の夫、関根誠端容疑者(32)です。警視庁は、一連の犯行の首謀者とみています。関根容疑者は、宝島龍太郎さん(55)が経営するいくつかの飲食店で人材採用やマネージャーを担当していました。宝島さん夫婦のことは『パパ、ママ』と呼ぶ間柄だったといいます。

関根容疑者を知る人 「(関根容疑者は)メニューをめっちゃ見る。『たこ焼きは原価率がこれで…』という話をする。『20円しかかかっていないのに400円で売れたら良くない?うちの店でも出さない?』みたいな感じで言っていて。『でも、この店のここは何とかした方がいいんじゃない』『そうだね』というのを(宝島さん夫婦と)3人で話していた。『パパはどう思う?』と言っていて(宝島)龍太郎さんは我が強くないから『いいんじゃない』と」

6日は営業していた宝島さんの店も、関根容疑者の逮捕を受けて7日は休業です。

関根容疑者を知る人 「(Q.関根容疑者と最後に会ったのはいつ)会ったのは事件前の日曜日。(Q.事件後に電話をしている)している。(Q.事件の話は)事件の話に関しては全然。(Q.一緒に仕事をしていた身としては)つらい。非常に。会社内でそういうことあったら、みんな(従業員)の生活も心配。(宝島さんの)娘の家族も心配。言葉がない」

■「後を継がせる」から一転…何が

宝島さんは10店舗以上の飲食店を経営し、不動産事業や雑貨の輸入販売を手掛ける2つの会社を経営していました。妻の幸子さん(56)と娘は取締役に名を連ねていましたが、今年1月、娘が辞任します。宝島さんと10年以上の付き合いがある知人によると…。

宝島さんと10年以上の知人 「半年くらい前に『先々、娘と関根に移行していく』と。2~3カ月前には、知り合いからもめているらしいと聞いて。『ここは俺の金を使った店だから、手が届かないところを任せているだけ』『意見が変わった』と」

当初、宝島さんは関根容疑者に後を継がせるつもりだったようですが、3カ月ほど前に突然の心変わり。今後も自分で会社を続けていくことを決めたといいます。

■“飲食店をめぐるトラブル”とは…

これが事件の引き金となったのでしょうか。実際、夫婦が亡くなった直後から、関根容疑者が飲食店を取り仕切るようになります。栃木県那須町の山あいで焼けた遺体が見つかったのは、ちょうど3週間前。その翌日、関根容疑者が従業員にメッセージを送っていました。

遺体発見翌日に関根容疑者から従業員へ送られたメッセージ 「tomorrow every shop are close can you tell everyone あす全店舗を閉める。みんなに伝えて」 関根容疑者はアメリカの大学に通っていたとの情報もあり、メッセージは全て英語です。そして、事件から2週間ほど経つと…。

関根容疑者 「give me a time to check mom made some note that about stuffs salaly (調べるからちょっと待って。ママが従業員の給与についてのメモを作ったから)」

給与だけではありません。売り上げの回収も関根容疑者と親しい人たちが行うようになったといいます。事件後に関根容疑者と電話で話した、肉の卸業者は…。

肉の卸業者 「集金がちょっと遅れていたので1日に電話して『すみません。今すぐ振り込みますから』と。『今後ともちゃんとやっていくので、よろしくお願いします』と。(Q.関根容疑者と面識は?)あります。必ず新店舗ができたら先頭切ってやっていた。一生懸命手伝っている感じ。見た目怖いですけど、腰が低くて丁寧」

これまでに唯一、動機について語られたのは、平山容疑者のこんな供述でした。

平山容疑者 「宝島さんについて、飲食店をめぐってトラブルがあった」

その飲食店をめぐるトラブルとは、他店とのトラブルではなく、身内でのもめごとだったのかもしれません。では、何でもめていたのか。

関根容疑者を知る人 「トラブルというか、仕事上の色々ないざこざというか、意見が合わなかったことはある。(Q.どういう意見が合わなかった)営業に対してとか、新店を出していくうえで内装の仕方の違いとか。そういう面で合わないのは仕事上あるでしょ、どこの会社でも。(Q.大事件と結びつくか)ここまでの事件になるとは思ってもみなかった」

■もう1人の容疑者との関係は

関根容疑者の逮捕から約7時間半後にもう1人。不動産会社を経営する、前田亮容疑者(36)が逮捕されました。宝島さん夫婦の知り合いだったということです。首謀者とされる、関根容疑者との関係は…。

前田容疑者の仕事関係者 「基本的には2人で事務所に入ってくることが多かった。関根容疑者が年下だけど、ため口で話している感じで、仲が良い友達みたいな関係かなと。(Q.どんな話をしていた)『お金になる話があるよ』とか、僕らの目の前でしていたんで。『お互いお金欲しいよね。お金稼いでやりたいね』と」

関根容疑者がオーナーを務める飲食店に前田容疑者が顔を出すこともあったといいます。

前田容疑者の友人 「食事を始めてしばらく経ってからオーナー(関根容疑者)が入ってきて、前田容疑者が『よう』とあいさつをする感じで。ワインだったと思いますが差し入れを渡して。よく来ているお店なのかなと思った」

■6人の容疑者 それぞれの役割は

これで容疑者は6人。ようやく犯行グループの全体像が見え始めました。首謀者とみられる、関根容疑者。そして、遺体の処理を指示した、佐々木容疑者。平山容疑者は、車やガソリンなどの準備をして、実行役の2人に遺体の処理を依頼しました。前田容疑者は、不動産業者であることに意味があったようです。

捜査関係者によると、事件が発覚する前夜、宝島さん夫婦と前田容疑者の3人で上野を歩く姿を防犯カメラが捉えました。この日は、都内の物件を探していたといいます。そこに、関根容疑者も合流して、前田容疑者が用意したレンタカーで品川区に向かいます。そこは空き家でした。この物件を取り扱っていたのが、前田容疑者の不動産会社だったのです。ここで実行役とされる2人、若山容疑者と姜容疑者が加わりました。ガレージからは血痕が見つかっていて、ここが夫婦の襲われた現場とみられます。

では、誰が夫婦に暴行を加えたのか。捜査関係者によると、前田容疑者は取り調べに対し「空き家に行った」と話していますが、関根容疑者は一貫して「空き家には行っていない」と話しているといいます。

ここからは、それぞれの供述の裏付けを急ぐ形となりそうです。警視庁は、今回逮捕された関根容疑者と前田容疑者の認否について明らかにしていません。

■殺人容疑での立件は…

事件を取材している社会部警視庁担当の石出大地記者に聞きます。

(Q.6人は死体損壊容疑で逮捕されていますが、このうちの誰かが宝島夫婦に暴行を加えたのでしょうか。捜査はどこまで進んでいますか)

石出大地記者 「警視庁は今回、夫婦が殺害されたとみて捜査しています。暴行現場とみられている品川区内の空き家周辺には、平山容疑者を除く5人の容疑者が集まっていましたが、そのうち佐々木容疑者の役割が分かってきて、離れた所から空き家を見張っていたとみられています。その後、那須町に向かって行った車の中に、血の付いた鈍器などがあったこと、さらに“4人の供述など”から、警視庁はその車を実際に運転していた姜容疑者と若山容疑者、この2人が暴行に関与したのではないかとみて、証拠を固める作業をしています。

(Q.死体損壊容疑で逮捕されていますが、捜査が進むなかで、殺人容疑での立件はあり得ますか)

石出大地記者 「その可能性は十分考えられます。警視庁は、実行役2人、さらに他の4人についても殺人容疑で再逮捕することも視野に捜査しています。というのも、直接手を下していないとしても、殺害するように指示を出していたり、殺害すると分かっていて準備を行っていたとしたら、共謀共同正犯、要するに共犯として逮捕できる可能性もあるからです。警視庁は今後、事件の首謀者とみられる、関根容疑者の携帯電話の解析や聴取を進めていく方針です」

夫妻経営会社のマネージャーも…娘の内縁夫・関根誠端容疑者(32)が事件計画か 宝島龍太郎さん夫婦遺体損壊 逮捕者6人に
2024年5月7日 火曜

栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、夫婦の娘と内縁関係にある32歳の男らが、死体損壊の疑いで逮捕された。

この男が、事件を計画した可能性があるとみられている。

警視庁クラブから、フジテレビ社会部・森将貴記者が中継でお伝えする。

一連の事件での逮捕者は6人となったが、死亡した夫妻と直接接点のある人物の逮捕は初めてとなる。

逮捕されたのは、遺体で見つかった宝島龍太郎さん(55)と幸子さん(56)の娘の内縁の夫・関根誠端容疑者(32)と、不動産会社経営の前田亮容疑者(36)。

この事件をめぐっては、実行役で元俳優の若山耀人容疑者(20)ら2人、仲介役の平山綾拳容疑者(25)、さらに平山容疑者に指示をした佐々木光容疑者(28)が逮捕されている。

佐々木容疑者は、「ある人から話が下りてきた」と供述しているが、関根容疑者が指示をしたとみられている。

関根容疑者は、宝島さん夫妻が経営する会社のマネージャーを務め、一部の店を任されていたということだが、そこからトラブルに発展した可能性もあるとみられている。

宝島さんの飲食店近くで仕事をする人「1年半とかじゃないかな。(関根容疑者がこのあたりに)急に入ってきて。うち(の店)には気を使っていたことは間違いない。宝島さんの店の管理みたいな手伝いしてたんじゃない?」

関根容疑者の近所の人「30代くらいのご夫婦。比較的若い方々。(子ども)2人は見たことある気がします。バーベキューなのか、昼間から何かやってた」

また、事件前日の4月15日夜、宝島さん夫妻が、東京・上野から品川区に物件探しに出かける際に乗っていた車は、不動産会社を営む前田容疑者が借りたレンタカーだったという。

この車は前田容疑者が運転していて、途中から関根容疑者も乗り込み、宝島さん夫妻とともに暴行があったとみられる空き家に行っていたことも新たにわかった。

捜査本部は、犯行のくわしい経緯や動機を追及する方針。